Unityでできることは何?ゲームだけじゃないUnityの使い方まで解説

Unityはゲームを作るためだけのプラットフォームだと考えていませんか。実際Unityと聞くと2D・3Dゲームを作成することに特化した書籍や、ゲーム開発の情報が目立っています。

しかし、近年のVR・AR技術の発展により、Unityでできることは、ゲームを開発することだけではなくなってきているのです。

現在のUnityの動向を知り今後のためにどのような学習ができるのかを把握することで、Unityエンジニアとして飛躍しましょう。Unityを学ぶときのおすすめの学習方法についても紹介していきます。

Unityでできることまとめ
✓2Dや3Dのゲームの製作
✓VR・AR・MRコンテンツの開発
✓専門知識がなくても直感的にゲームが作れる
✓リアルタイムレンタリングに優れている

Unityでできることの例

Unity できること

Unityでできるとは2Dや3Dゲームの制作をはじめとして、VR・AR・MRコンテンツを作成できることです。また、Unityというプラットフォームを利用することによって、直感的にゲームが作れることもUnityでできることのひとつです。

VRやARなどのコンテンツにUnityが利用されている理由としては、リアルタイムレンタリングに優れていることに起因しています。

今回はUnityがどんなことに利用できるのか4つの事例をあげて紹介します。

2Dや3Dのゲームの製作

Unityの基本的な機能としてまず挙げられるのが2Dや3Dゲームの制作です。これはUnityが根本的な存在としてはゲームエンジンであることから、ゲーム制作に特化していると言えます。

2Dや3Dゲームを作成することはUnityが発表されるまではさまざまな言語を用いることや裏側の処理などを細かく設定して書いていましたが、Unityの登場により直感的な開発ができるようになったといえるでしょう。

案件例1. 【Unity】スマートフォン向け新規ゲーム開発


業務内容
・スマートフォン向け新規ゲームの開発
・主に下記作業
-RPGのバトルシステム開発
-UI設計
-シナリオパート構成
-課金システム開発
-エディタ拡張

応募に必要なスキル
・スマートフォンゲームの開発実務経験1年以上
・下記いずれかを用いたゲーム開発実務経験3年以上
-C++,C#,Unity

【歓迎スキル】
・バージョン管理システムを用いた開発実務経験
・Android及びiOS向けのアプリケーションのリリース経験
(個人開発含む)

報酬(月額)
~750,000円
※開発案件例は架空のものです。

VR・AR・MRコンテンツの開発

VR・AR、そしてMRと呼ばれるARをさらに発展させたコンテンツの開発ができます。近年はAR・VRの端末が増えたこと、アプリケーションなどでもポケモンGOなどのARコンテンツが爆発的に増えたため、Unityが積極的に利用されるようになりました。

仮想現実、拡張現実と呼ばれるこれらのコンテンツは今後スマートグラスやウェアラブル端末が発展していくにつれてより需要が高まるため、比例してUnityの必要性も高まってくるでしょう。

案件例2.C++/Unity/Unreal Engine4】MO型VRアクションゲーム開発


業務内容
・UnrealEngine4を駆使したMO型VRアクションゲームの開発
・ユーザーテストを繰り返し、
VR空間での経験やユーザーの情報を収集し、
開発現場にフィードバックしつつという流れの
実証型の開発体制

応募に必要なスキル
・Unreal Engine又はUnity等のゲームエンジンを使用した3D系のハードコア系ゲームの製作経験
・C++やJava等のプログラム言語を用いた開発経験

【歓迎スキル】
・家庭用ゲーム機の開発経験
・VR対応アプリケーションの開発経験
・3Dグラッフィクス制作経験

報酬(月額)
~750,000円

※開発案件例は架空のものです。

専門知識がなくても直感的にゲームが作れる

従来のゲーム開発では、プログラミング言語についての理解や、画面側とシステム側の理解の両方の側面の理解やデータベースなどの理解も必要でした。

3Dゲームの開発においては画面に3Dモデルを表示するだけでも、3Dモデルの読み込みから画面描画をプログラマーが行う必要があったのです。しかし、Unityを利用することで、直感的な操作でゲームを作成することができます。

案件例3.【Unity】ソーシャルゲーム新規開発


業務内容
・ソーシャルゲーム開発におけるネイティブ部分の開発
・ゲームの各画面やユーザーインターフェイスの構築
・必要に応じてプランナーやデザイナーと演出

応募に必要なスキル
・C#を用いた開発経験2年以上
・Unityを用いた開発経験2年以上

【歓迎スキル】
・ゲーム業界での開発経験
・デザインパターンを使用した設計経験
・メモリ管理ツール経験
・C++を用いた開発経験
・XcodeやAndroidStudioを使用した開発経験
・GitやSVNツールの利用経験
・Jenkins等のCIツールの環境の利用経験

報酬(月額)
~800,000円

※開発案件例は架空のものです。

リアルタイムレンタリングに優れている

リアルタイムレンダリングに優れているということは、視点や光の効果が即座に映像に反映され、3DのCGが高速で描画されるということです。

従来の3D映像などは、レンダリングに非常に時間がかかるという問題がありましたが、Unityの登場によってリアルタイムレンダリングが可能になったことによって、実写的な3D映像も即座に映像処理することが可能になりました。

案件例4.【Unity】3Dマップおよび位置情報プラットフォーム開発


業務内容
・3Dリアルマップと位置情報を用いたARアプリ開発
・設計から実装まで

応募に必要なスキル

・Unityを用いた開発経験1年以上
・C#またはC++での開発経験
・ゲーム開発経験
【歓迎スキル】

・3Dレンダリングの理解

報酬(月額)
~750,000円

※開発案件例は架空のものです。

プログラミング言語の比較表
言語名 人気ランキング 案件の数 案件平均単価 習得のしやすさ 環境構築のしやすさ できることシリーズ
C++ 1 ★★★★★ 71万円 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆  C++でできること
C 2 ★★★★★ 67万円 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆  C言語でできること
Python 3 ★★★★☆ 77万円 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆  Pythonでできること
JavaScript 4 ★★★☆☆ 72万円 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆  JavaScriptでできること
SQL 5 ★★★☆☆ 65万円 ★★★☆☆ ★☆☆☆☆  SQLでできること
Java 6 ★★★☆☆ 69万円 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆  Javaでできること
HTML/CSS 7 ★★★☆☆ 70万円 ★★★★★ ★★★★★  HTMLでできること
CSSでできること
PHP 8 ★★☆☆☆ 72万円 ★★☆☆☆ ★★☆☆☆  PHPでできること
COBOL 9 ★★☆☆☆ 61万円 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆  COBOLでできること
Ruby 10 ★★☆☆☆ 80万円 ★★☆☆☆ ★★☆☆☆  Rubyでできること
Swift 11 ★☆☆☆☆ 79万円 ★★☆☆☆ ★★★★☆  Swiftでできること

Unityでできないこと

Unity できないこと

Unityには音声を編集する機能が備わっていません。そのため、音声ファイルを別のアプリケーションで作成し、音声ファイルをアセットとして取り込むことで、音声を利用することとなります。

また、グラフィックを描画できますが、作成することはできません。そのため、画像についても別のアプリケーションを利用して作成し、その画像をUnityのアセットに取り込む必要があるのです。

Unityはゲーム制作には適していますが、素材制作に関しては適しているわけではないので、注意して利用しましょう。

Unityとは?

Unityとは?

改めてUnityとは世界最大シェアを誇っているゲームエンジンです。日本法人ではユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社と呼ばれています。

Unityではマルチプラットフォームに対応しており、スマートフォンはもちろんのこと、デスクトップ、据え置きゲーム機などやVR・ARなどのあらゆるプラットフォームに対応しているゲームエンジンといえるでしょう。

Unity PersonalとUnity Proの違い

Unity PersonalとProの違いはPersonalはゲーム開発を始めたい初心者向けの無料のプランです。基本的に開発するために必要な環境は揃っているため、個人開発ではPersonalで十分といえます。

変わってProは月額利用料4,400円で、Proにすることでアプリ起動時のUnityのスプラッシュ画面が表示されなくなることや、Learn PremiumというUnityの学習コンテンツを無料で利用できます。

また、ゲーム制作に精通したプロからフィードバックを得ることが可能になります。

ゲーム制作以外にもある!Unityでできること

VR領域での活用

Unityでできる基本的なことについて紹介してきましたが、ゲーム制作に役立つ機能や制作物以外にもUnityにできることがあります。

広告や、医療関係、VRを利用した自動車デザイン設計への利用など、Unityはゲームの領域を超えてさまざまなコンテンツを提供することができることが特徴です。

ゲーム制作以外にUnityでできることを紹介していきます。

VR事業と連携した広告プロモーション

UnityではVRアプリを開発することも可能です。視点動作に合わせてみている状態が変化することを駆使して、バーチャルルームのなかでコンテンツを表現し、リアルな質感を持った、新しい広告を展開しようとしています。

例えば、ブランドの広告では、VR空間上に対象ブランドの部屋を立ち上げ、そのスペース上で広告したいこと、表現したいものを表示するのです。

VRを利用することで現場のような臨場感を楽しみつつ、新しい広告の形を取ることができます。現在外出自粛などを行っているなかで、デジタルな世界での商品の紹介や買い物が行われていくことでVR業界はますます発展していくでしょう。

医療現場における人体構造の学習

2014年に行われたUnityソリューションカンファレンスにおいて、菅本一臣さんによって、活用事例の紹介が行われました。Unityでは人体解剖アプリteamLabBody -3D Motion Human Anatomy -という生きた人間人間の関節の動きなどを研究したアプリケーションが発表されています。

コンセプトとしては人間の骨格や、筋肉の動きまで再現し、それを自由な角度から見ることが可能になっているのが特徴です。この技術が医療現場の人体構造の学習に利用されることで、多くの患者の状態の理解につながるとされています。

自動車のデザイン設計への応用

Unityのリアルタイム開発プラットフォームを使うことで、3Dデータをさまざまなデバイスに提供することが可能です。

例えば自動車デザインの設計は個別に設計し推測によって行う必要があった作業が、リアルタイム3DプラットフォームとVR作成ツールを利用することによって、同時にデザイン設計まで行うことを可能にしました。

デザインの視覚化がよりクリエイティブな設計を生み出すことは間違いありません。

Unityエンジニアの年収とキャリアパス

Unityエンジニアのキャリアパス

これからUnityエンジニアを目指すにあたって、Unityの年収やキャリアパスについて悩むことでしょう。

今後の情勢をみて、どのような面に気をつけて、学習するべきかキャリアパスはどのように捉えるべきかを解説します。

Unityエンジニアの平均年収は?

Unityエンジニアの平均年収は300万〜500万円といわれています。未経験者の場合でも300万円からといわれており、需要があることを示しています。

また、Unityはできることが非常に多いため、ゲームを制作するだけではなくデザイナーを兼ねたゲームプログラマなどによっては、非常に重宝される存在となるでしょう。

実務経験を積むことで、年収は500万円以上になることも可能なため、積極的な学習が望まれます。

ゲーム業界、VRコンテンツは今後も伸びていくため稼ぎにつながる

Unityエンジニアは今後のVRコンテンツの発展により需要が伸びていくことから、今後も稼ぎにつながる仕事であるといえるでしょう。

ゲーム事業についてもまったくなくなるということがなく、スマートフォンやタブレット端末でのゲーム開発のいずれも人材不足が著しい状況です。

そのため、実務経験を今のうちに積んでおき、Unityを使いことなすことができるようになることで今後も稼ぎにつながるといえます。

Unityを学習する方法とは

Unityの勉強方法

Unityは個人で利用する分には無料で利用できるゲームエンジンです。開発環境もUnityをインストールするだけでよく、学習に関する書籍も揃っています。

唯一プログラミングについては学習コストが高いと言えますが、趣味として行っていくか、働き口として学習していくかでその理解度にも差が出るでしょう。

個人開発、趣味の範囲でのおすすめの学習

個人や趣味でUnityを学習するためには書籍などを模写して簡単なゲームを作ってみることです。おすすめの学習方法を紹介します。

参考書を利用して学ぶ

Unityはゲーム制作エンジンであることから、基本的にゲーム制作に関わる書籍が非常に多いです。3Dゲーム、2Dゲームの書籍などからエフェクトに至るまでさまざまな書籍があります。

このうち簡単な2Dゲームの作成を理解し、順に3Dゲームの制作を通してUnityの機能を理解していくことで、個人での開発や趣味の範囲では十分な理解を得られるでしょう。

Open Book Unity入門で基礎を学ぶ

OpenBookという誰でもオンライン上で本を作成できるサービス上にUnityに関する入門書が提供されています。この教材では東京大学出身の著者が中心となって教材を作成しており、さまざまな技術を覚えることができます。

入門レベルの理解をつけたいゲームを作成したいという方にとって基礎を学ぶには非常にちょうどいい学習コンテンツといえるでしょう。

仕事につなげる、スキルを身につけるための学習

Unityを仕事につなげるためにスキルを身につけるには、Unityを体系的に理解しなければなりません。また、参考書などの書籍で学ぶことは実践的な学びとは違う領域にあると言えます。

そのため仕事につなげたい人は体系的に学ぶこと、そして実践的な学習が必要です。

Udemyやドットインストールなどで体系的に学ぶ

UdemyやドットインストールではUnityの知識について体系的に学習することが可能となっています。

特にUdemyはより専門性が高いUnityの解説を行っているため、ドットインストールやOpenBookによって基礎的な学習を積んだ後に、Udemyを利用して学習を行うことが効果的な学習を行うことができるといえるでしょう。

オンラインスクールを利用する

Unityの情報や教材は非常に多いといえますが、プロが直接解説したり指導してくれることほど実践的なことはありません。

また、自己学習というのは途中で詰まることや、本来学習するべき要素を正しく理解できていないことで必要な要素を取りこぼすことも考えられます。

そのため、仕事につなげるために本格的な学習を行うことを検討している場合はUnityが学べるオンラインスクールを利用することが良いでしょう。

学習したら実際にポートフォリオを作成する

Unityというのはゲームエンジンやその他の性質を持っています。評価されるのは年数ではなく、なにが作れるかです。そのため、学習したらアウトプットすることを必ず心がけましょう。

そのために、Unityをある程度学習したらポートフォリオの作成に着手し、自分だけの作品を発表することが大切です。それが仕事につながるポートフォリオとなり、評価の対象となります。

逆にUnityがどこまで使えるのかを表現するための良い機会となり、自分のレベルを客観的に理解することにもつながるため、ポートフォリオを積極的に作成することは必要であるといえるでしょう。

Unityでできることまとめ

まとめ

Unityでできることの活用事例、平均年収、Unityの学習方法について解説してきました。Unityはゲームエンジンとしての一面だけではなく、ARやVRなどの今後の市場で伸びていくコンテンツを作成できる重要なツールです。

プログラミング言語はC#スクリプトなど、学ぶべきコストが高い部分もありますが、基本的には直感的にゲームの作成などに取り掛かることができるため、理解することができれば非常に強い武器となるでしょう。

ゲーム業界のみならず、自動車、医療、その他の業界に新しい風を運ぶAR・VR・MRなど、広い選択肢をもたらすUnityを学習することが役に立つことは間違いありません。学習に関して仕事につなげていきたいと考えている場合は、オンラインのプログラミングスクールを利用することをおすすめします。

ぜひスクールの内容をチェックしてみてください。

 

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