「アフィリエイトで稼ぎたいけどリサーチの仕方がわからない」「稼いでいる人は何をリサーチしているんだろう」と気になったことはありませんか?
リサーチはアフィリエイトで稼ぐ為に絶対に必要なことなので、リサーチ方法やリサーチする場所、場面を理解しておかなければ失敗してしまうリスクが高まります。
このページでは、現役で月1,000万円をアフィリエイトで稼ぐ筆者がアフィリエイトで稼ぐ為に必要なリサーチ方法を目的別で詳しく解説します。
最後まで読めば、あらゆるシーンのリサーチ方法がわかり、失敗するリスクを下げることができるでしょう。

1. アフィリエイトで稼ぐ為に必要なリサーチについて
アフィリエイトで稼ぐ為にはあらゆる場面でリサーチをする必要があります。
何事も”知らなければ”検索ユーザーのことがわかりませんし、誰に何をどのように紹介していけば良いか見えてきません。
その為にも、アフィリエイトで稼ぐ為には大きく分けて以下のリサーチを行う必要があります。
- 市場リサーチ
- ユーザーニーズのリサーチ
- ライバルリサーチ
リサーチをする為に便利なツールなども紹介していきますので以下を参考にしてください。
2. 市場リサーチ(どのジャンルに参入するか)
市場リサーチはアフィリエイトをするうえで、どのジャンルに参入するかを決める為に行うリサーチです。
- そのジャンルに参入して将来的に市場が伸びるのか?
- これから先盛り上がっていく市場なのか?
それらを知ることで、アフィリエイトサイト(ブログ)をあらかじめ作成して仕込んでおくことで、盛り上がってきたときに参入したジャンルの商品やサービスを申し込むユーザーが増えればアフィリエイトで稼ぐことができます。
2-1. 市場リサーチの方法
アフィリエイトで参入するジャンルを選ぶ際には、まずはジャンル毎の市場規模を把握すると良いです。
「市場規模マップ」では以下のように市場毎に市場規模の大きさや前年比に応じて、大きさや色分けされているのでわかりやすいです。
枠の大きさが大きければ市場規模が大きく、前年比が増えていれば緑、減っていれば赤色となります。
当然、市場規模が大きければ流通するヒト・モノ・カネは多いので、広告費としてアフィリエイト広告にも大きなお金が流れていることが予測できます。
ジャンル選びの注意点:市場規模だけでジャンルを選ばない
ただ注意点として、市場規模だけでジャンル選びをしない方が良いということです。
何故ならば、いくら市場規模が大きくてもインターネット(アフィリエイト)向きじゃないジャンルもあるからです。
例えば、コンビニエンスストアは市場規模として10兆円以上の規模がありますが、アフィリエイトとして考えると微妙です。サイト(ブログ)を作ってコンビニの広告を貼ってセブンイレブンに誘導というのもイメージがわきませんよね。
また、緊急性が高すぎる悩みに対するサービスもアフィリエイト向きではありません。
「鍵の救急車」などがそれにあたりますが、もし鍵を落としてしまって家に入れない状況になった際、スマホで調べて鍵を開けてくれる業者を探したりするとは思いますが、広告をクリックして名前や住所等の情報を打ち込む前に電話しますよね。
このように、ユーザーの利用シーンなども同時に考えておくと参入ジャンル選びに役立ちます。
2-2. 参入ジャンルは成長期を選ぶ
市場の製品ライフサイクルには「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4つがあります。
- 導入期:市場発達の初期段階
- 成長期:新製品やサービスが市場に浸透してくる段階
- 成熟期:製品やサービスが市場に普及し市場の成長が鈍る段階
- 衰退期:市場発展の末期の段階
アフィリエイトとして狙う市場は「成長期」を狙っていくのがセオリーです。
このように、グラフが右肩上がりで伸びている状態なので、どんどん新製品やサービスを多くの企業が打ち出して競い合います。
シェアを取る為に競い合うということは、私たちアフィリエイターにとっても獲得を伸ばして欲しいと広告主は考えているので、単価も高く貰えやすいですし稼ぎやすい時期と言えます。
また、成長期の市場で活躍する広告主であれば、ASPに対しても案件セミナー等を活発に行いますので率先して参加することをおすすめします。
衰退期と成長期の因果関係もリサーチとして活用
市場が衰退するということは、今までその市場で買い物をしていた人は別の市場に移ったと考えられます。
例えば、本屋・出版社と電子書籍の市場を見てみましょう。本屋・出版社の市場規模は以下のように右肩下がりで推移しているのに対して、

電子書籍市場はどんどん右肩上がりで伸びているのがわかります。

これらのデータを見ることで、「みんな本屋で本を買わなくなり、スマホやPCで電子書籍を購入している人が増えている」ということが想像できますよね。
新しい市場やサービスが生まれることによって、衰退する市場が生まれるということは、逆に伸びてる市場があるのでは?という考え方もできます。
3. ユーザーニーズのリサーチ(検索意図の把握)
市場リサーチを行ってどのジャンルでアフィリエイトを行うか決めたら、次はユーザーニーズのリサーチです。
ユーザーニーズを知ることで、検索ユーザーが何を調べているのか。何の為に調べているのか。どうなりたいと思っていて、どんなフラストレーションがあるのか。を把握することができます。
また、ユーザーニーズだけではなくて検索エンジンがどんなページを評価しているのかも合わせてリサーチします。
- どれだけ多くの人が検索しているか(検索ボリューム)
- どんな悩みを解決したいと思っているのか
- Googleはどんなページを評価しているのか
3-1. どれだけ多くの人が検索しているか
アフィリエイトでは検索ボリュームが多いキーワードで上位表示を取れば、大量のアクセスが集まって多くの広告が売れる可能性があります。
なので、どのキーワードがどれくらい検索されているのかを把握することは重要です。
検索ボリュームを調べるにはGoogleキーワードプランナーがオーソドックスな方法ですが、正確なボリューム数を把握する為には月間で数百円程度の広告費を支払う必要があります。
当サイトでは、検索ボリューム以外にも競合サイトの状況もリサーチすることができるウーバーサジェストをおすすめします。
こちらに任意のキーワードを打ち込むことで関連するキーワードの検索ボリュームを調べることができます。
当然、検索ボリュームが多いキーワードは競合サイトがSEO対策を行ってますので、上位表示する難易度は高まります。
まずはどんなキーワードで検索されているのかリサーチしていきましょう。
3-2. どんな悩みを解決したいと思っているのか
キーワードの種類や検索ボリュームを知ったとしても、検索ユーザーがどんな悩みを解決したいと思ってそのキーワードで検索しているのかを把握しなければ、検索ユーザーに役立つページを作ることはできません。
その為には、よりユーザーの悩みを知る為のリサーチを行う必要があります。
- Yahoo知恵袋でリサーチ
- Twitterでリサーチ
- 書籍・雑誌でリサーチ
- テレビ・CMでリサーチ
それぞれ解説していきます。
Yahoo知恵袋でリサーチ
キーワードだけを眺めていても、ユーザーがそのキーワードをGoogleに打ち込んでどんなことを知りたいと思っているのか。を理解することは難しいですよね。
そこでYahoo!知恵袋を利用するとユーザーのニーズを理解することができます。
例えば、Yahoo!知恵袋に「英会話スクール」と打ち込むと、このような質問があったりします。
この人は英会話を勉強してる人ですが、より能力を磨きたくてグループレッスンに興味を持ってる人であることがわかります。
すると、「英会話スクール グループレッスン」というキーワードで記事を作成することもできますよね。
相場はいくらくらいなのか?
どんなグループレッスンを行ってる英会話スクールが良いのか?
など、ユーザーが求めているであろう情報を調べてまとめてあげることで、適切なページを作成することができます。
Twitterでリサーチ
TwitterはYahoo!知恵袋と違って質問するだけではなくて、思っていることを発信している情報を拾うことができます。
検索窓に英会話スクール等の検索をすると、以下のようなつぶやきを拾うことができます。
韓国行けなくなったから浮いたお金で勢いで英会話スクール入会した(なんで)
私TOEIC865点あるけど喋れない典型的な日本人…仕事で最近海外の方とお会いする機会が増えたから分かるのに言いたいことちゃんと表現できないのが悔しくて。ちょっと半年通ってみます。半年後にはコロナおさまってるだろ…— dameningen🦋 (@damenin49684769) February 26, 2020
検索ユーザーの気持ちを知ることで、共感してもらう文章を書くこともできますよね。
例えば、「外国人の方と喋る時に頭では理解していても、言いたいことをちゃんと表現できないのは悔しいですよね。」といった文面を入れてあげるだけでも、ただ情報をまとめているサイトに比べたら読んでみようという気になってくれます。
書籍・雑誌でリサーチ
アフィリエイトを行う際に書籍や雑誌はユーザーのことを知る為にとても参考になります。
書籍や雑誌もユーザーのことを調べて、「役に立った」「また読みたい」と思ってもらう必要があるので、しっかりと調査をしてユーザーのことを把握した上で内容が作られています。
ということは、書籍や雑誌を読むことで特集が組まれている箇所や気になるポイントなどがあれば検索ユーザーの反応も取れる可能性が高いです。
例えば、「楽天マガジン」のような雑誌読み放題サービスを活用すれば、月額数百円で様々なジャンルの雑誌を調査することができるのでお得です。
テレビ・CMでリサーチ
テレビを見る人が少なくなっていると言われていますが、それでもまだまだテレビの影響力は強いです。
人気番組で紹介されることでインターネットの検索数が増えたりしますし、テレビCMの広告を打ってる商品やサービスは認知度が高いので売りやすいという事情もあります。
また、ターゲットとなる視聴者に合わせて時間帯別で番組やCMが変わりますよね。
早朝であれば出勤前の会社員をターゲットに。昼間の時間帯であれば主婦の女性をターゲットに番組やCMが放送されています。
あなたが取り組むジャンルのターゲットとなるユーザーは、どの時間帯のテレビ番組を見ているのかをリサーチしておくとテレビをきっかけに思わぬネタを拾うこともできます。
4. ライバルリサーチ(どう攻めるか)
アフィリエイトで稼ぐ為には、必ずライバル(競合サイト)と検索順位を競い合うことになります。何故ならば、競合のいないところはそもそも稼げない市場の可能性が高く、稼げる市場には必ずライバルは存在するからです。
ただ、ライバルというのは煙たい存在だけではなく、アフィリエイトで稼ぐ為のヒントを得る重要な役割があると考えています。(完全に真似てコピーサイトを運営するということではありません)
ライバルリサーチをする上でチェックすべきポイントや役立つツールを以下で紹介します。
- ライバルサイトが獲得しているキーワードのリサーチ
- 被リンク(ドメインパワー)のリサーチ
- リスティング広告出稿ページのキーワードリサーチ
- ライバルサイトの見出し構成のリサーチ
4-1. ライバルサイトが獲得しているキーワードのリサーチ
アフィリエイトを始めたばかりの時は、どんなサイト(ブログ)を運営してどんなキーワードで記事を買いていけば良いかわからないと思います。
そういう場合は、参入するジャンルで目標(参考)とするサイトを決め、そのサイトがどんなキーワードで記事を入れているのかを調べていくことです。
一番優秀なのはAhrefsというツールです。
ただ、Ahrefsは月1万円という高額なツールの為、ある程度獲得実績が出てからじゃないと手を出しにくいと思いますが、機能としては以下で紹介する「被リンク(ドメインパワー)リサーチ」「リスティング広告出稿ページのキーワードリサーチ」「検索ボリュームのリサーチ」など、リサーチに必要な機能が全て詰まっています。
また、afb経由でAhrefsを契約すると10%OFFで利用することができます。
ただ金額的に安くはないので、初心者の方は上記でも紹介したウーバーサジェストを利用すると良いかと思います。
ウーバーサジェストはAhrefsの10分の1の金額の月1,000円で利用でき、検索ボリューム、競合サイトの獲得キーワード、被リンク情報をリサーチすることができます。
稼いでそうなサイトを見つけて、狙っているキーワードを知ることが結果を出す最短距離ですので、いずれかのツールを契約しておくことでアフィリエイト成果を出す時間を圧倒的に短縮することができます。
4-2. ドメインパワーのリサーチ
サイトやブログが育ってくると、様々なWEBサイトからリンクを受けることによりドメインパワーが強くなっていきます。
ただ、ドメインパワーというのは具体的に把握する手段がないので、ここもツールを利用することである程度数値化したデータを見て把握することができます。
例えば、ASPのA8.netのドメインパワーをAhrefsで見てみましょう。
すると、UR:77、DR:92という数値を確認することができました。
URLレーティング(UR)は、対象URLの被リンクプロフィールが持つ強さについて、最大100ポイントの対数スケールで表示します(高いほど強くなります)。 内部リンクと外部リンクの両方がこの指標に影響します。 注:URは検索順位と明確な正の相関関係があります。つまり、URの高いページはオーガニック検索結果で上位にランクされる傾向があります。 ドメインをサイトエクスプローラーで分析すると、Webサイト全体を対象としたURが表示されます。
ドメインレーティング(DR)は、AhrefsのデータベースにあるすべてのWebサイトと比較した、ターゲットWebサイトの相対的な “被リンク人気”を100ポイントまでの対数スケール(より高いほど強い)で示します。ドメインのURLにリンクしているWebサイトの数と、それらの被リンクプロフィールの強さに基づいてDRを計算します。
引用元:Ahrefs
ドメインパワーが検索エンジンに対してどのような効力を発揮するのかはGoogleの中の人じゃないとわかりませんが、Ahrefsは世界中のデータに基づいて数値化しているツールです。
ということは、数値が低いより高い方が検索結果の上位表示に影響するのでは?という仮説を立てることができます。
実際に、あなたが参入するジャンルで検索上位のサイトのドメインをAhrefsでリサーチしてみてください。おそらく、UR、DRの数値が高い数値になっているはずです。
ドメインパワーをリサーチすることでできること
ドメインパワーをリサーチすることで、そのドメインが上位表示しているキーワードを狙って自分のサイト記事が上位表示できるかどうかの判断ができます。
仮にあなたのサイトのドメインパワーがUR:10、DR:10で、1ページ目に表示されている競合サイトの多くがUR:50、DR:50だとします。すると、同じ情報量の記事を入れたとしても、ドメインパワーで負けているので1ページ目に食い込む難易度はかなり高いと判断できます。
逆に、ドメインパワーが低いサイトでも上位表示しているキーワードを見つけることで、あなたのサイトがパワーが弱くても上位表示させやすいということも判断できます。
4-3. リスティング広告出稿ページのキーワードリサーチ
続けてAhrefsを使ったリサーチ方法になりますが、リスティング広告からもキーワードをリサーチすることができます。
例えば、「アフィリエイト ASP」で検索をした際にこのようなリスティング広告が表示されます。
リスティング広告は広告費を出して検索エンジンに表示させる方法ですから、出稿する側としては広告費以上のリターンがあるから出稿しているということがわかります。
では、アフィリエイトASPのバリューコマースが表示されていたのでAhrefsでリスティングキーワードを調べてみましょう。
すると、このように「アフィリエイト ASP」以外のキーワードで出稿しているキーワードを把握することができます。
リスティング広告に出稿しているキーワードで上位表示させることができれば、アフィリエイト案件が売れやすいキーワードである可能性が高いのでリサーチしておきましょう。
4-4. ライバルサイトの見出し構成のリサーチ
アフィリエイトサイトを狙ったキーワードで上位表示させる為には、そのキーワードで上位表示されているTOP20のサイト(ブログ)の情報を把握しておく必要があります。
TOP20位のサイトのAhrefsのUR、DRの数値が圧倒的に高く、自分が運営するサイト(ブログ)と数値が掛け離れているのであれば狙うのは難しいのですが、そうじゃないのであれば以下のポイントを意識して記事構成を作ることで上位表示させる見込みはあります。
- TOP20位のタイトルや見出しで必ず入っている情報は何か
- 文字数(情報量)はどれくらいか
それぞれ解説していきます。
TOP20位のタイトルや見出しで必ず入っている情報は何か
検索結果で上位表示させるのであれば、Googleが上位表示させているページの何かに対して評価する要素があります。
その何かを調べる為には、実際に上位表示されているサイト(ブログ)の記事構成や情報量、どんなサイトなのかを見ていく必要があります。
見出し構成をリサーチする上で便利なのが「SEO META in 1 CLICK」というGoogleクロームの拡張機能です。
こちらをChromeの拡張機能としてインストールすれば、このようにワンタッチで任意のページの見出し構成を調べることができます。
以下はASPのA8.netの見出し構成です。
こちらの見出し構成を上位20位まで確認していくことで、1ページ目に表示されているページに必ず入っている情報は何かを調べることができます。
当然、必ず入っている情報はユーザーが求めている情報なので入れる必要がある。ということが判断できます。
文字数(情報量)はどれくらいか
リサーチをする上で上位表示サイトの文字数(情報量)がどれくらいなのかを調べることは重要です。
もちろん、ただ文字数が多ければ良いというわけではないですが、どれだけ詳しく書かれているか。補足説明や事例はしっかりと記載されているか。によって情報量は変わりますし、情報量が多ければ必然的に文字数は増えるはずです。
その為にも上位表示サイトがどれくらい詳しく情報を掲載しているのかリサーチしていきましょう。
5. まとめ
アフィリエイトの目的別リサーチ方法について解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
リサーチをしっかりと行うことで、アフィリエイトで結果を出す為に必要な行動は何かを知ることができますので以下のリサーチは欠かさず行っていくと良いでしょう。
- 市場リサーチ
- ユーザーニーズのリサーチ
- ライバルリサーチ
アフィリエイトで稼いでいる人はリサーチをしっかりと行っている傾向があります。
また、リサーチ時間を短縮する為にもツールを契約しておくとライバルと差をつけられるようになります。
- Ahrefs:理想はこのツール
- ウーバーサジェスト:予算的に難しければこちらのツール
最初はウーバーサジェストに契約して取り組み、アフィリエイト報酬が伸びてきたらAhrefsと契約すると良いかと思います。
あなたのアフィリエイト活動が良いものになることを心から祈っております。